さて前回の続きです、お米🌾の炭水化物はでんぷん(糖質)と食物繊維から出来ています。
砂糖🍭はブドウ糖+果糖という二つの糖がくっついたものなので、あっという間に消化吸収されて血糖値が急に上がりやすいのですが、
でんぷん🍚はブドウ糖が1000~数十万個繋がったものなので繋がりを切って消化するまでに時間がかかります。
だから砂糖よりも血糖値の上がり方が緩やかなんです。
でもご飯を食べると眠くなる、だるくなる、逆に調子が悪くなる…という方!😔
もしかしたら「耐糖能異常」が起きているかもしれません。
長期間糖質を制限していたりすると、糖質を正常に代謝できず血糖値をコントロールできなくなることがあります。
だから少しの糖質を摂っただけで急激に血糖値が上がり⤴︎調子が悪くなりやすい。
この状態だと痩せていても糖尿病になりやすいです。
実際にBMI35以上の肥満の人より、BNI20以下の人の方が糖尿病になりやすいという研究が順天堂大学から出されています。
これが本当ならば痩せている人の方が糖尿病になりやすいということ。

こういう方は、まずは少量のご飯を食べることから始めましょう!
少しずつ糖質に体を慣らしていく、少量のご飯をこまめに食べることがお勧めです。
数ヶ月かけてゆっくりご飯の量を増やしていきましょう。
エネルギーのうちの50~60%は糖質からとると良いと言われています。
(主食や野菜などに入っている糖質と考えてくださいね、砂糖じゃないですよ!)
食物繊維の量を増やすために白米に「もち麦」を混ぜて炊くのもお勧めです。
我が家では「白米・玄米・もち麦・黒千石豆」をその日の気分で配合を変えて炊いています。
白米だけよりも食物繊維やビタミンが多く含まれるので栄養価も高く、血糖値の上昇も緩やかになります。
ただ玄米は消化力が弱い状態だと負担になってしまうので、体調に合わせて試してみてくださいね。
そして砂糖の入ったお菓子は控えめに。
エネルギーが満たされてくると今までほど甘いものを欲しいと思わなくなっていくはずです!