その【血行不良】何から?13
- ひろみ
- 3月31日
- 読了時間: 3分
筋肉が多い方がより熱を作ることが出来る、ということを前回お話しさせてもらいました。
では同じ量の筋肉があるとして「1日中じっと座っている」人と「動き回っている」人、どちらの方がぽかぽか体質になれるでしょうか?
もちろん、動くことで筋肉を使えばその分エネルギーを使って熱が作られます。
それだけではなく、血流が良くなることで血液中に取り入れた酸素や栄養素を全身に運ぶことができます。そして、必要なものを運んだ後は不要な老廃物を回収して戻ってきます。
血流が悪いと栄養をきちんと取り入れていても、うまく使うことができません。
もちろん、温かい血液が全身に巡らないと物理的にも冷えてしまいますね。
また座りっぱなしは足の筋肉を使わないだけでなく、お腹の血流も悪くなってしまいます。
寝っ転がってお腹を少し押してみてください。痛みを感じる方はお腹も凝り固まって動きが悪くなっているかもしれません、そうすると足への血流も滞ってしまいます。
お腹の施術をして血流が改善すると、それだけでも足が暖かくなりますよ😌

血行不良で多い原因のもう一つ、それは【ストレス】です。
ストレスを感じると自律神経のうちの「交感神経」が活性化されます。
これは大昔で言えば獣に出会って戦わなくてはいけない、もしくは逃げなくてはいけないといった緊急時に体に備わっている仕組みです。
血管を収縮させて、心拍数を上げ、血圧を上げて、呼吸も浅く速く、すぐに体が動かせる状態にします。
でも現代でそんな緊急事態は、一般的な生活をしていたらあまりないですよね。
その代わり、抜け出すことが難しく長く続くようなストレスが多いのではないでしょうか。
そうすると体はいつでも緊張状態、ひどくなると夜もその緊張を解くことができず体がリラックスモードに入れなくなってしまいます。
そんな時はゆっくりお風呂に浸かって、体温を上げてあげましょう🛀
シャワーは体の芯まで温めることが出来ないので、お湯を張ってしっかり浸かることをお勧めします♨️
お風呂に浸かることで「体温」を上げ、「水圧」がかかることでより老廃物が流れやすくなり、「浮力」で筋肉や関節への負担を減らすことが出来ます。
夏はどうしてもシャワーで済ませてしまいがちですが、体を整えるためにはお湯に浸かった方がいいですね。
40℃位のお湯に浸かると副交感神経が優位になってリラックスモードへ、
42℃以上のお湯だと交感神経が優位になってシャキッと活動的になると言われています。
寝る直前に入る時は40℃前後のお湯にゆっくり浸かって体をリラックスモードにしてあげるとその後の寝つきが良くなりますよ。
それでも体の緊張がどうにもならない時はぜひわぼくへ。
体をリラックスモードにするには「鍼灸整体」や「頭とおなかの整体」がお勧めです😌