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  • 執筆者の写真玄哲

【その座り方で仕事…本当に大丈夫?】

超久々に「あ、書こう…」と思ったので書きました。

すっかりご無沙汰してすみません。


タイトルにもあります通り


【その座り方で仕事…本当に大丈夫?】


という感じでお話していきます💡




そもそも何でこんなテーマ?というと、自粛中は在宅ワークが増えましたね。


今また少しずつ人も動き出し

・完全にオフィスに戻った方

・ハイブリッドで仕事している方

・そのままオフィスには顔出さなくなった方

と、働き方も様々かなと思います。


去年、一昨年なんかは「自粛中に自宅で仕事してて身体がおかしくなった!」

という問い合わせがとにかく多かったんですね💺

お話を伺うと自宅で高さの合っていないイスや机でのワーク、場合によってはソファーだったり床だったり…

皆さん色んな場所で試行錯誤するわけですが、頸、腰のヘルニアギックリ腰なんかになってしまうわけです。

そう考えると、安かろう悪かろうでもオフィス家具というのは仕事するために作られているので座り心地などは別として高さ、位置なんかは体に影響しにくいのかな…とも思ったわけですが調べてみると自粛前の2018年にコクヨが調べたデータにこんなものがありました。

(18年10月31日 財経新聞より)

『オフィスでの座り過ぎに関する調査』

「座りすぎによる健康被害」1012名対象

全体で 79.6%

従業員側 80%

経営者側 53.8%

の人が座りすぎで何らかの不調を覚えているということです。

さて、、雇う側と雇われる側でかなり差がありますが、健康経営が問われるこの時代に社長さん、、社員さんのことちゃんと見てますか?🤫

データベースの話で言うともう一つ、シドニー大学が過去に行った研究データ

(Business Insider Japan/2017年10月)

『1日の座っている時間が「4時間未満の人」と「11時間以上の人」との間で死亡リスクは後者の方が40%以上高い』と。

(8〜11時間だと+15%)

これは毎日の運動でもリスクが解消できないことが分かっているそうです。

それでも通勤で歩く人と、在宅で1日一歩も出ない人とは差があるでしょうけれど、、


ちなみにこの時の調査では日本は20カ国の平均座位時間である5時間に対して堂々1位の7時間☠️

イギリスでは2011年に世界一早く「座りすぎのガイドライン」を作り終業時間中少なくとも2時間〜理想4時間、座り時間を減らしたそうです。

で、、座りすぎるとどうなるの?

「疲れる」「下半身が浮腫む」という単発のものでなく、5年、10年と続くと…

肥満糖尿病高血圧心筋梗塞etc.

これらの罹患リスク上昇します。

癌については早稲田大学スポーツ科学学術院教授の岡浩一朗氏が

「座っている時間が長い程、罹患リスクは高まり顕著なのは大腸癌で30%、乳癌で17%上昇する」と述べています。


「座ること」が悪いわけでなく「座りすぎ」が悪いわけです。

人体の筋肉、血液の大半は下半身に蓄積されていますから動かないことは色んなリスクを増やしてしまうことは容易に想像できると思います。

だって、、、水の流れのない水槽を一週間放置したらどうなりますか…

一年放置したら、、あぁ恐い。。


そう、それが病の始まりです。

さて、ここまではデータベースで話を進めて来ましたが

「じゃあどうすりゃいいのよ」というお話をしていきましょう

外資系の大手や、ベンチャー企業では立位でのデスクワークやバランスボールの活用なども取り入れられるようになりましたね。

ちなみに写真は我が家の足踏君・ステッパーです。


これと油圧式のデスクを併用して気分転換に立ったり座ったりステップ踏んだりしながらパソコンいじったり医学の勉強したりします📚

レイアウトの変更がしやすい会社・部署であったり、個人でお仕事されている方はこういったところからまずは変化を取り入れてみてください。

それと同時に、もしくは環境を変化させるのは難しい方は

座ってできる簡単なエクササイズ「2つ✌️

その①

・座った状態で片方の足のふくらはぎを、もう片方の足の膝小僧に当てる

・上に重ねた側のふくらはぎを、下側の膝小僧に軽く押し付けながら前後にゆする

・気持ちよく感じる程度にゴリゴリする


(①イメージ画像)

その②

・①で組んでいた上の足首を下側の膝小僧〜太もも辺りに乗せる

・その状態で上半身を前に倒す(首からでなく腰から)

・お尻からモモ裏が少しずつ伸びて来るので自分の硬さに合わせて無理をせずストレッチ

・物足りない方は下右のように膝に手を添えて軽く押す


(②イメージ画像)

ワンポイント💡

・「これから動くよ、外出するよ」という時は反動を軽くつけた動的ストレッチ

・リラックスさせたい時は深い呼吸とともにゆっくり伸ばす静的ストレッチがオススメ

この様な形で下半身のメインとなる大きな筋肉を直接刺激することで老廃物含め血流を動かします。

これはエコノミー症候群の予防にもなるので新幹線や飛行機などの長距離移動が多い方にも有効です。

また、冷え性浮腫み体質、不眠の方は寝る時にお布団入ってから仰向けに寝転がった状態で取り入れてもらえると良いです👍

寝転がっている場合②のエクササイズは上半身を倒さない代わりに、下側に来ていた足のモモ裏を両手組んで掴み自分側に引き寄せてください。

その際、首に力を入れてしまう方がいますが基本上半身は脱力してください。


②寝転びver.(足を乗せる両手をモモ裏にもの足りない方は両手を膝下に)


なんだか長くなってきたので、今回は2話に分けようと思います💦

次回は、疲労の溜まりやすいそもそもの状態を作っている


「姿勢」「食事」について紹介していきます。



なるべく早く続編書きます🙇‍♂️

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