玄哲

2021年2月1日3 分

【顎関節とボク】〜最近の歯科事情?〜

最終更新: 2023年8月18日

噛み合わせの話ついでに記事の中で少し脱線しようと思ったのですが微妙な長さになってしまったので別記事として追記しました。

歯とその周りの環境についてのお話です。


 

先日、歯科医師の先生からお話を聞きまして、せっかくなので

最近の歯科事情を少しシェア

できればと思います。

専門家から聞いた話なので、より詳しく知りたい方は是非 歯医者さんへ!!


 

今はデジタルで30秒くらいで歯型が取れてしまうので、機械で作って調整して1時間から1時間半で治療が完了するので何週も通わなくてよいそうです。
その代わり、そういった最新の治療機器や技術には保険が効かないので金額上がってしまうそうですがそこはご理解を、とのことでした。

ということでお金があって時間がない方はこっちが良いかも?


 

そもそも小さい虫歯ほどお金も時間もかからないので定期的に検診をして早いうちに治すことを心がけておきましょう。

(。。。と自分にも言い聞かせてみる)


 


 

さて、詰め物についてですが昔から一般的に使われてきた銀歯の中に入ってるパラジウムという物質がアレルギーを引き起こすそうです。
2019年に日本人の銀歯の人のアレルギーを調べたら何と40%以上の方が大なり小なり金属アレルギーを持っていたそうです。

治療の材料としては安いがそういったデメリットがあるのを頭の片隅に入れておくと良いでしょう。


 

また古い詰め物をしてる人は、詰め物開けると中が虫歯でぎっしりだそうで上記の銀歯と合わせて注意が必要とのことです。


 

昔の詰め物は金属と歯の隙間にバイ菌が入ってしまうそうで、だいたい術後1週間くらいでセメント(昔の詰め物)の隙間からすぐばい菌が入ってしまうのが分かっているんだそうです。

そうなると、詰め物という蓋で中は見えないけれど蓋の下はどんどんバイ菌で溶けて、、、ということですね。


 


 

材質についてですが、


 

プラスチックは凸凹が多く汚れが激しく付着するのに対してセラミックはほとんど付かず差は一目瞭然で

味覚も材質によって変化がありセラミックの方がオススメだそうです。

詰め物の接着剤もセメントでなく今の接着剤だと隙間が空くことはない(。。。けれど1g何万円、レベルのものになってしまうので保険でやると赤字になるそうです。)


 


 

基本的に歯科領域の最新治療は歯や歯茎のためになるけれど、保険が効かず高額になってしまうのはご理解いただきたい、、、

反面、ごく稀に保険が効く被せ物すら自費でやってしまうような悪い人もいるようで

担当の先生とのコミュニケーションで納得行く説明があるのか、その先生がバランスよく時代の最新情報も取り入れているか

といった辺りにフォーカスしてもらえると歯科医の良し悪し判断に使えるそうですよ。


 

口の中はあったかくてジメジメしてバイ菌が増え放題なので元々環境としては良くないので

バイ菌製造培養器だと考えてください、といわれました。

まあ、常時 梅雨時のちょっとジメジメした気温が高い日の室内って考えたらキノコでも生えそうですよね🍄


 

歯周病菌が脳梗塞の脳で見つかった例もあるそうで、乳がんやアレルギーにも関連しているのでは、というのが最近の研究だそうです。


 

そうそう、フッ素入りの歯磨き粉は「歯」には良いそうです。


 

ただし、蓄積すれば体にも影響はあるので一回一回の使用量は気をつけないと、と個人的には思います。


 

キシリトールガムは唾液を出すという意味では効果的ですが歯の汚れは落ちないので注意だそうで結論「やっぱり歯磨きは大事」というまとめになります。


 

最後に、歯医者さんに行くと「なんで歯石を取るの?」という疑問


 

➡️歯石自体が悪さをする訳ではないけど隙間で菌が増殖して歯周病として悪さする。


 

とのことでした。

以上、顎関節の記事を書く際に生まれた脱線記事でした💡

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