さあ、ついに第4話…このシリーズ果たして4回で終わるのでしょうか💦
念のため、キッカケとなった第一話もご紹介しておきます⏬
また、姿勢とお腹の関係ですが以前にも似たような記事を書いています。
で、今回は軽く重複する部分もありますがなるべく内容が被らないように
『食べ方』の方にフォーカスしていきたいと思います。
その前に、前話の最後にお話した
「姿勢を悪くする原因」=「💩」についてですね。
腸内にストックされている便自体の平均的な重さは500〜600gです。
(便秘の方は+α)
「なんだ、思ったより重くないじゃん」
と思うかもしれません。
でも、消化吸収して便に変えて行く腸内細菌さんたちがそこに同居しています。
その重さ…1kg〜1.5kg
ということは合わせて約2kg近い重みが下腹部にかかっているということです。
短時間ならまだしも四六時中2kgのダンベル下腹部にぶら下げてたら疲れません?
姿勢崩れると思いませんか?
実際そのお腹のせいで姿勢が悪くなってる方が多いんです。
💩ちなみに内訳ですが
水分を抜かすと、3分の1ずつ
・食べ物のカス
・剥がれた腸の細胞
・腸内細菌の死骸
などで構成されています。
断食(ファスティング)の後半で出てくる宿便と言われるものは
食べ物が、ある程度腸内からなくなった状態で水分を入れると
排水管清掃の要領で腸壁にこびりついた汚れが剥がれて流れ出るものですね💡
そして、この腸内細菌さんたちは食べ物によって大きく変化します。
人間と一緒で色んな性格の子がいるんですね。
食生活や食べ方が杜撰だと、乱暴で粗悪な子も増えてきます。
「あなたの腸タウン」は治安の悪い街になっちゃうわけです🏘
色んな弊害ありますが、例えばリーキーガットといって普段は網の目がギュッと詰まって隙間のない腸の壁も隙間が開いて悪い奴らも「どうぞ〜」と細胞の中に通してしまう…
警備員は仕事放棄して、道でたむろしてた子達が勝手に玄関開けて入ってきちゃう感じでしょうか
そうすると、、
アレルギー症状の出現
暴飲暴食が止められない
精神的な不安感や倦怠感
疲れやすさにイライラ、鬱うつとした症状が増していき…
段々と本人の性格にも変化が出てきます。
腸内細菌叢の種類で性格って変わっちゃうんです。
もしかしたら知らず知らずに、
また、小さい頃からそもそも、
食生活が乱れていたなら、、
あなたが「これが自分だ」と思っている感覚的なもの
実は本来のポテンシャルの6割くらいしか発揮されてないかもしれないのです。
イギリスのキングスカレッジ遺伝疫学教授ティム・スペクター氏は当時大学生の息子に10日間 某有名ファーストフードのセットを食べさせ続けたところ2日目には腸内細菌の多様性は40%減少し1400種類の腸内細菌が失われたそうです。
研究の途中からは疲労倦怠感、無気力、不眠に悩まされ、実験後2週間経っても腸内細菌叢は回復しなかった、と。
食べ物って怖いですね〜
さて、ちょっとだけ視点を変えて東洋医学の方向から見てみましょう(鍼灸師なので💦)
東洋医学では人の身体を構成するものは
両親から受け継いだ「先天の精」
自分で摂取することのできる「後天の精」
この二つしかないと考えられています✌️
精力を無駄に消費すれば老いを早め
使い切れば生涯を終えるのです。
ということは、これの「質」が重要になる訳です。
しかも両親から受け継いだ精は後から追加はできませんから
「後天の精」をいかに大事に考えるかということです。
では自分で摂取することができるものって?
空気、水、食物 です🌾
ようやく辿り着いた
「食べ物」と「食べ方」のお話
…は次回にしましょうか🙏
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英キングスカレッジ教授の実験
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