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  • 執筆者の写真玄哲

【姿勢と食事がもたらす変化】

前回の【その座り方で仕事…本当に大丈夫?】では長時間の不良姿勢が招く危険な疾患と簡単な運動について書きました。


「姿勢を正して」と小さい頃から親御さんや学校の先生から言われることもあったでしょう、ですが



「だから何❓」

「いいじゃんこの姿勢が楽なんだから❗️」




といわれると『深掘りして』回答できる方も少ないんじゃないかと思います。


別にいいんですよ、時には不良姿勢でも 🫠


疲れてダラけてソファーに沈み込んでも良いのです。

どんなに良い姿勢でも、長時間同じ姿勢をとっていれば筋肉は固まっていきます。


僕だってこれを書きながら縦になったり横になったり斜めになったりしてます㊙️



『ただし‼️』



それはあくまでも息抜きの要素としてです。


まずは基本姿勢をしっかり作って、それにパソコンなり仕事道具なりの高さや位置を合わせましょう。


良い姿勢を作ってもそれに対して仕事環境、机やイスの高さが合っていなければ結局集中すればする程、前のめりになって行く方が大半です。

人体の構造上、前のめりになっていくのは仕方がないことではありますが。






『ご存知でしたか?』



頭の重さは約5〜6kgあります。

体重の約10%とも言われます。

これはボーリングの球くらいの重さです🎳


その球を、自分の支えやすい位置より前に中途半端に突き出してキープ‼️


…辛いですよね?


首の支えになっているのは体幹です。

その位置より前、すなわち猫背の状態になるとどうなるでしょうか❓🙀❓



30度曲げると約18kg

60度曲げると約27kg の負担がかかります。



27kg=小学3年生の平均体重🎒


自分の姿勢良くないなぁー、、と思ってる方は想像してみてください。

デスクワーク中、首から背中に小学生ずっと背負ってる自分を(シュールだ…


首の後ろ側の筋肉は、重力に負けて頭が下に落ちない様に必死で耐えてくれているのです。



では、それにより何が起こるでしょうか🫣





まずは純粋に肩コリが起こります。

それが続くと周囲の血管や神経が圧迫されますから人により

頭痛、腕・肩甲骨周りの神経痛、胸や鎖骨付近の詰まりを感じる方もいるでしょう。


さらには、不良姿勢は内臓器を圧迫します。


胸が潰されますからまず呼吸が浅くなり血液循環が悪くなります🫁

お腹も然り、、栄養の消化吸収、老廃物の処理、免疫システムの管理、造血、色んなことを一手に担っている内臓を毎日、潰し続けたらどうなるでしょうか。


分かりやすい自覚症状だと


お腹が潰されて便通が不規則になったり

・お腹が張ってきたり

・食欲不振になったり

・寝ても疲れが取れなくなる

・不眠になる方もいるかもしれません


女性は冷え性とセットで生理周期にも影響を及ぼします。

放置すると出てくるのは婦人科系の疾患でしょう。


これはエビデンスも必要ないですね。

物理的にずっと潰されていたら鬱血して栄養不良で病になるのは想像に難くないと思います😵




ではでは 「良い姿勢してください」と急に言われた時どうでしょう



皆さんもちょっとその場でやってみましょうか





… いかがですか



[胸を張りすぎていたり]

[腰を反り過ぎていたり]



そんな姿勢になっていませんか?


治療院にいらっしゃる患者さんに

「良い姿勢を〜」というと結構な割合で

首・肩・腰のいずれかに力が入っています。


これ、NGです🙅‍♂️


例えばステージの上で、例えば大事なプレゼンで、自分を大きく見せるためであればそういった姿勢も時には必要だったりします。


ですが、それはフラットな状態ではありません。

時と場合に応じて意識的に使い分けできるのがベストです。


力が入る=筋肉の収縮が起きている💪


ので身体の軸はその時点でアンバランスな方向に引っ張られます。

ダルマ落としやジェンガをやったことはありますか?

芯、軸がズレるほど崩れるリスクが上がりますよね⁉️


身体で考えると、その崩れそうなところに相当なテンションがかかっています。

さっきの小学3年生もそれです👨‍👦


じゃあどうする🤷‍♂️



『軸、芯を意識して無駄なテンションがかからない姿勢を作る』



これが今回伝えたかったことです

やっと辿り着いた💦


何だかまた長くなってしまったので


次回『軸の作り方』📚

食事についてはさらにその後になりそうです🙇‍♂️


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